【連載エッセイ】無雲の乳がん闘病記【Vol.024『体に書いた線がすぐ消える事がストレス』】

無雲の乳がん闘病記
MarijanaによるPixabayからの画像

 放射線治療をするにあたり、私の身体(腹部)には、照射のポイントを定めるための線(マーキング)が書かれました。

 青と紫の中間くらいの色で書かれているのですが、お風呂でゴシゴシと洗うと落ちてしまうため、ソフトに洗うように言われていました。

 その線が、お風呂で直に洗わなくてもすぐに薄くなったり消えたりしてしまうのです。

 線が薄くなったりした場合には、放射線技師さんに書いてもらいます。しかし、毎日書いてもらうのも引け目があります。こちらとしてはソフトに扱っていても消えがちな線、私は人にものを頼む事が苦手なので、「薄くなりました」という事がとてもストレスになってきてしまい、また、「線を消してしまった」という罪悪感にさいなまされるようになってきました。

 ある日、私は放射線技師さんにこう尋ねました。

「あの~、この線って、うちにあるマッキー(油性ペン)とかでなぞっちゃ駄目ですかね?」

 そうしましたら、放射線技師さんはこう即答しました。

「絶対にご自分ではなぞったり書いたりしないで下さい。少しでもずれるといけませんから」

 ダメなのか……。

 自分でなぞって良ければ、毎日書き足せるし、薄くなっても罪悪感が無くなるのですが。

 ならば、毎日書き足してくれよ! って凄く思うんですよ。ペンで書いてもらうのが気持ちいいからとかじゃなくて、本気で薄くなってくるとストレスだし申し訳なく思うんですよ。っていうかさ、消えると面倒な線の割に、そのペンのインクあっさり消え過ぎじゃない!?

 私が今一番求めるのは、1週間絶対に消えないインクとか、1か月間消えないインクとかっすね。

「もう、いっそここタトゥー彫っちゃえよ!」

 って思うくらいにはストレスを感じています。だってすぐ消えるんだもん。

 まぁ、考え方を変えれば、技師さんは線を書くのも仕事ですから、任せておけばいいのですが、それにしてもけっこう薄くなっても書き足さないよね? 私、デブで汗っかきだからすぐ消えるんだよ……。

 放射線治療はあと1か月残っています。っていうか、まだ始まって1週間ですし。

 この線ストレスはしばらく続くんです……。

 でも、これをお読みの皆様。やっちゃいけない事は分かりましたね?

『自分で線を書き足す』

 これはやっちゃダメらしいですよ!!

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コメント

  1. 水ぎわ より:

    うはははは!
    自分で書くなんて言ったヤツ、ほかにいるのかな笑!?

    だめだよ。絶対に書き直しちゃ笑
    場所がズレたら、ダメなんだからね笑!

    技師は書くのが仕事なんだから 気にしなくて良し!

    • 無雲 より:

      おパンダさん

      あんま自分で書くって言う人いないかも?(笑)
      私、めっちゃ気にしいだからさ……。
      「すいませんすいません」
      って感じで( ;∀;)

      すぐ消えるの本気で何とかして欲しい。てか、すぐ消えるから毎日書き足してほしい。
      こんな事がストレスになるなんて私はなんて惰弱なんだ(笑)。

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