【連載エッセイ】色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音【Vol.12『術後1年のマンモグラフィーとエコー検査』】

色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音
Elías AlarcónによるPixabayからの画像

 乳がんの手術をして1年弱。術後1年のマンモグラフィーとエコー検査をして来ました!

 私のがんは大人しいタイプらしいですが、同じ部位にまた出来る事はあるとの事。転移はあまりしないらしいです。

 1か月前ほどから、左胸を触るとしこりを感じているのですよねぇ。左脇はずっと痛みがありますし。このしこり、脂肪なのかがんなのかただの繊維腫なのか。良く分からないけど、そもそもしこりなの!?

 不安とそわそわで午後の検査が待ち遠しかったです。

 内科の血液検査もあったので、ちょっと早めにA病院に着いたのですが、早すぎた模様。でも、マンモグラフィーはすぐ呼んでくれました。

 上半身素っ裸で、乳房をぎゅうぎゅうとやられて押し潰されるマンモグラフィー検査。技師さんが女性だったのはありがたい。検査とは言え、男性技師にぎゅうぎゅうやられるのはちょっと抵抗があります。

 左胸を4回と、右胸を3回撮影しました。横に縦に押し潰されます。痛いのでつい「いたたたた!」と声が出てしまいました。だって、痛いもんは痛い。何もこんなに伸ばして潰さなくても良いのに、って毎回思います(笑)。

 次はエコー検査です。こちらもけっこう早く呼んでくれました。

「これは早く帰れるかも」

 と、思ったら大間違いでした。エコー検査でめっちゃ時間掛かりました。

 左胸からだったのですが、めちゃめちゃ長くエコーされました。姿勢の問題でモニターが見えていたのでめっちゃ見てたんですけど、黒い丸の物体が映っている……? 座標みたいのを指定して画像をピコリーンって保存している。

「ま、まさかしこり……?」

 ドキドキしてきました。黒い丸、素人が見てもそう判断できるものが明確に映っているのです。

「まさか、がんの再発……?」

 脳内がネガティブモードになっていきます。いたたまれなくて涙目になって来ました。

 左胸は15分以上掛かって撮影していたでしょうか。けっこう長かったです。

 次は右胸。こちらは保存の時のピコリーンがあまり鳴りません。

「一応そこ取っとこうか」

 とか後ろに座っている指導の方みたいな人の声が掛かります。

 でも、割と明確にピコリーンの数が少ない。やはり問題があるのは左胸なのか。両脇はピコリーンはほとんど鳴りませんでした。首はサッと見ただけでした。鎖骨部分もサッとで終わりました。

 全部で30分くらい掛かりましたかねぇ。着替えに5分としても時間掛かりました。

 私としては、あの黒い丸が気になって仕方ありません。来週結果を聞きに行きますが、不安で吐きそうです。

 お会計を済ませて、コンビニでアメリカンドッグと飲み物を買って一服してから帰宅です。何だか猛烈に疲れました。脳内は黒い丸の事で一杯です。

 夕方まで掛かるのが分かっていたから、夕ご飯はピザをデリバリーしたのですが、美味しくは食べたけど晩酌ははかどりませんでした。とにかく黒い丸が不安で。酒も喉を通らない。ぶっちゃけ死ぬのは怖くない。でも、おいたんを置いて先に逝けないっていう気持ちが強くて。

 おいたんみたいな人を後に残すだなんて、そんな事出来ません。だからでしょうか、元気が無くなって来ました。

 全ては来週分かるのです。私の見間違えで何ともないかもしれません。あっけらかんと終わってまた来年ってなるかもしれません。

 来週まで待つのがじれったいです。検査結果ってすぐに知りたくなりますよねぇ。大きい病院は結果がすぐに聞けないのが難点だと思います……。

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