【連載エッセイ】無雲の乳がん+ヘルニア闘病記【Vol.046『痛み止めの点滴もあるらしい』】

無雲の乳がん+ヘルニア闘病記
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 さて、今週も整形外科に通院する曜日がやって来ました。

 痛みが落ち着かないので、週1回以上の通院をしている私。痛み止めパッチをしてからは大分動けるようになり、駅前の歯医者にも通院出来てカフェ飯も堪能するなど、行動範囲は広がっております。ただし、移動はタクシーです。

 今日の診察では、痛み止めパッチのお陰で5~10分は動けるようになった事、それ以上立ったり歩いたりするとやはり痛みが出る事などを訴えました。

 すると、整形外科の先生から思いもかけぬ一言が。

「痛み止めの点滴って手もあるんですが?」

 点滴? 点滴もあるの? っていうか高そうじゃない!?

「もうちょっと飲み薬で頑張ってみますか?」

 大分動けるようになって来てるし、今のまま様子を見ても支障はない……

「はい。飲み薬で様子を見てみます」

 点滴は、何だかいいやぁってなりました。大分痛みも治まっていますし。まぁ、あんまり動いてるとふくらはぎと腰が苦しくなるんですけどね。

 そこら中の椅子を駆使し駅前も制した私としましては、また次の治療法に移るのが怖くもあり。高そうでもあり。点滴時間掛かるしなぁと余計な事を考えもしたり。

 何より怖いのは、今痛み止めパッチを中止されたらめっちゃ困るって事。

 本当に良く効くんですよ。完全に痛みを抑えるわけではありませんが、それでも効果抜群。さすがは『持続性がん疼痛治療薬』だけの事はあります。

 まぁ、私がん患者でもありますけど、乳がんで痛かったのって術後くらいのもので。

 極初期の乳がんなので、そんなに苦しんでないんですよ。だから、痛いと言えばヘルニアの方。

 4月には乳がんの方の定期健診もありますけど、何するのかさっぱり分からんし。とりあえず先生が胸の触診するくらいじゃないのかな!?

 あんまりヘルニアが痛いから、「がんが転移したのでは!?」とか考えた事もあるけど、私のがんって大人しいがんらしいしなぁ。何だかよく分からないけど、それでもがんなんだから自分を労われとはよく言われます。

 やっとヘルニアの強い痛みから抜け出したわけですが、ちょっと油断してまたぶり返すと嫌だから、色々慎重にはなりますね。重いものを持つ事を避けたり、今は強めの運動はしない、など。

 現時点での連続稼働時間が5~10分なので、とりあえずそれを無尽蔵であった元の状態に戻す事が先決です。

 ヘルニア、君とは長い付き合いになりそうだよ……。

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