【連載エッセイ】無雲の乳がん闘病記【Vol.009『やっぱり乳がんという事で……』】

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 全ての検査が終わり、診察の日がやって来ました。今日は代診の先生ではなく、主治医のW先生の診察です。

 診察に呼ばれると、開口一番こう言われました。

「当院でより精密な検査を行いました結果、やはり悪いものが出てしまいました。乳がんで間違いないです」

 うん。だよね……。

 クリニックで「乳がんで間違いない」と言われていたので、「何を今更」という気持ちでこの診断を聞いていました。乳がんだって分かっていた。クリニックの女医さんだって、確信があったから乳がんだと言い切ったのだから。

 でもまぁ、A病院としては治療する病院として確定診断を出さなければいけなかったのでしょう。

「無雲さんのがんは、しこりが丸っとあるのではなく、細胞にじわじわ広がっているものです。だから、手術で大目に患部を取り除く必要があります」

 しこりが丸っとあるわけじゃないから、触ってもいまいち分かりづらかったのか。

「先生、私のがんのステージはいくつですか?」

「それが悩ましいのです。造影CTの結果、左の脇のリンパが目立ちます。ただ、これを転移だと今は言い切れない。センチネル生検をしてみなければ確定できないのです。なので、今言える事は、ステージはゼロからⅡになるでしょう、という推測だけです」

 それから、簡単に手術の話を聞きました。無雲は、乳房温存手術を気持ち的には希望している事を伝えました。

 手術については、後日、外来診察が無い土曜日に来てもらうと言われました。これにはおいたんも連れて行かなければね。それまでに、初診の時もらった乳がん治療とセンチネル生検についての資料をよく読んでおくように言われました。

 手術は、9月の上旬を目指していると言われました。この宣告を受けた時が8月の半ばです。やっぱり、ある程度急いで行うものなのですね。

 この日の診察は、確定診断が出た事の宣告と、これからのスケジュールの大まかな説明と、手術の説明の日程を決める事で終わりました。

 はぁ。二度も乳がんって宣告されるのね。システムとは言え、何だか疲れるわぁ。

 手術の説明の日はおいたんには仕事を休んで来てもらわねば。一応夫なんだし、けじめの時は居てもらわないとね。おいたんもいつも蚊帳の外じゃかわいそうだし。

 というわけで、次回はおいたんが顔面蒼白になった手術の説明についてです。

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コメント

  1. 水ぎわパンダ より:

    2回も言われると、やっぱりショックだよね……
    システム上分かるけど
    配慮が欲しいところです。

    でもね、とにかくきみは
    無理しないようにね

    • 無雲 無雲 より:

      おパンダさん! こんちは!!

      2度も念押ししなくてもね(笑)。
      こういう病院側の都合のシステムって、ほんと配慮ないよね(笑)。

      いよいよ明日から入院だよ。
      もう、だらだらしてくるよ。

      全身麻酔で寝て起きたら終わってる。

      今から、しばしお休みの挨拶を投稿する。

      私は大丈夫だよ、パンダ。

      だから、コーヒー飲んで仕事して、作品も書いて、私を喜ばせてくれ♡

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