【連載エッセイ】無雲の乳がん闘病記【Vol.026『放射線治療で左胸が痛い・変色・シミだらけ』】

無雲の乳がん闘病記
MarijanaによるPixabayからの画像

 放射線治療を8回終えたある週末。私はいつも通りお風呂に入ろうとしていました。

 ふと左胸に目をやると……。

「────あれ? なんか変!?」

 放射線治療を始めてから、患部である左胸に時折激痛が走る事がありました。10分~15分耐えると収まるのですが、一応放射線医にも確認しました。そうしましたら、放射線の照射で手術跡付近が痛むことはままあるようです。

 そしてこの日気付いたさらなる異変。それは左胸の変色とシミです。

 乳首がだいぶ変色しているのには、ちょっと前に気付いていました。見事にどす黒くなってきていて、やだなぁと思っていました。

 さらに、です。左胸全体が茶色がかってきていて、シミがたくさん出来ているのです。

「うわぁ、これは左胸汚いなぁ」

 率直な感想はこれ。胸が汚い。右胸はノーダメージ(照射も無し)なので、キレイなままです。それに比べて左胸の汚さよ。

 放射線を当てると胸が変色するという事は聞いていましたが、シミまでは聞いてない。

 無数にシミが出来た胸を見ると悲しくなってきます。このシミ、放射線治療が終わったら消えるのだろうか。

 誰に見せるわけでもないからいいんだけど、そういう問題でも無いでしょ。女性として、シンボルである胸が汚くなっていく様はやはり悲しいです。

 これは、ますます温泉の大浴場なんか入れないな、と思いました。

 それでなくても、左胸には大きな手術跡があって温泉や銭湯はためらいます。だって、知らない人に話しかけられて、わざわざ病気の説明するの嫌なんだもん。

 これはもう、温泉は部屋に露天風呂がある宿で、銭湯は行かない方向だな、と心に決めました。

 露天風呂が部屋についている宿ってお高いんですけどねぇ。でも、不愉快な思いをするリスクは避けたいです。ならばお金詰んで快適さを取ります。

 変色については、照射後しばらくすると元に戻ると説明を受けています。シミについても今度の診察で聞いて来よう。まだ放射線照射は8回しか終わっていません。あと17回もあります。ますます変色も進みシミも増える事が予想されます。さらなるショックを受けないためにも、医師に質問を投げかける事は重要です。

 ビタミンCとか良く取った方がいいのかしら。謎だけど、シミだらけの胸を見ると切ないし、痛いのも気になる。けっこうな痛みです。ほんと、副作用が無い治療は無いって事ですね……。

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