【連載エッセイ】無雲の乳がん闘病記【Vol.005『紹介状をもらって、いざ大学病院A病院へ!』】

無雲の乳がん闘病記
MarijanaによるPixabayからの画像

 旅から帰宅した翌日、朝一番で乳腺科クリニックに連絡をしました。

「治療する病院を決めました。A病院にします。それと、左脇辺りが凄く痛いので、出来れば早めに予約を取って下さい」

 そう言うと、看護師さんはこの時不在だったのですが、事務員さんが機転を利かせてくれました。

「それならば、本日昼頃予約が空いておりますので、まずはこちらでも診察いたします」

 そういう事になって、昼頃乳腺科クリニックへ。看護師さんとA病院では男性の医師がいいか、女医さんがいいか、など細かい事を聞かれたりして、待っていました。

 診察に呼ばれると、いつもの院長先生(若い女医さん)が座っていました。

「脇の下の痛みとか、気になっちゃいますか?」

「そうですね。凄く気になります」

「その痛みは、お乳の病気とは関係性が無いと思います」

 要約するとこう。がん宣告されると、気になってあちこち痛くなる無雲みたいな人が居るそうなのです。

 そうして、でも早くA病院の予約を取って欲しい旨を告げると、ここから先生も看護師さんも事務員さんも早かった。

「明日! 9時に初診の予約取れました! すぐに紹介状と資料をご用意します!!」

 すげぇ……。怒涛の勢いで紹介状とCD-Rなどを用意してもらって、翌日にはA病院を受診できる事になったのです。本当にありがたいです。ありがとう、乳腺科クリニックの皆様。

 そうして、翌日早速A病院へ行く事になりました。

 A病院に掛かるのは十数年ぶりの無雲。精神科で「僕にはもうあなたは手に負えません」と言われてB病院へ転院させられてから、歯科口腔外科に親知らずを抜きに来たことはあったけど、それ以外じゃ久々だなぁ。

 久々過ぎるので、まずは初診手続きです。そのために、8時ちょいには病院に到着していました。

 8時半、初診窓口が開きます。結婚して姓が変わった事などを伝えて、事務処理を待ちます。

 めっちゃ待たされて、9時ギリギリに乳腺外科に行く事が出来ました。

 乳腺外科では、30分くらい待ったでしょうか。比較的スムーズに診察に案内されました。

 中に居たのは、A病院の乳腺外科をまとめているW先生という男性の先生でした。早口っぽいですが、色々説明してくれるし、怖そうな感じはしなかったので良かったです。

 この日、出来る検査はして行って下さいと、ここで言われました。

 がんというのは、まず全身を調べなければなりません。という事も説明されました。これからしばらくは検査三昧になるようです。

 診察を終えると、看護師さんが居る部屋で検査の日程の調節になりました。

「今日、朝ご飯何時に食べました?」

「5時半くらいですね」

(この時10時半)

「よっしゃ! 食後4時間以上経っているから造影CTいける!! 今日撮りましょう!」

 というわけで、この日は血液検査・尿検査・心電図・マンモグラフィー・レントゲン・造影CTと回る事になりました。

 後日、骨シンチと乳腺エコーと太い針を刺す組織診と造影MRIがあるので予約を全て取ってもらいました。

 血液検査は、7本も血液取られました。私史上最大量です。

 尿検査……さっきトイレ行っちゃったよ!! なので、水をごくごく飲んで無理やり取りました……が。

「す、すいません。取るのに失敗して5mmくらいしか取れてないんですが」

「少々お待ち下さい……あ、足りたみたいです」

「よ、良かった……」

 そんな感じ。

 あとはそつなくこなして、造影CTまで終わらせて帰宅です。

 ここでおいたんから連絡が来ていたので電話すると、もう14時なのに父もおいたんも昼ご飯を食べていなかったことが判明。

「まったく! うちの男連中は!!」

 母と怒りながら院内のコンビニで適当にお昼ご飯を買って帰りました。

 次回は初めての骨シンチ(RI)検査の様子です!

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