この日は、4カ月ぶりのA病院での乳腺外科の診察、いわゆる定期健診でした。同日には微熱関連の内科(同病院)の受診もあります。
前半では、乳腺外科での診察について掘り下げて行こうと思います。
診察室に入ると、最近の体調はどうか聞かれました。微熱がある時もあるけど、基本的には元気で、だけど左脇の下が痛い旨を伝えました。
「ちょっと診せて下さいね」
先生が脇の下と胸をぐりんぐりんとしていきます。
「触った感じ何かあるというわけでは無さそうですね」
何も無いなら手術の後遺症的なあれかな、とちょっと安堵します。
「あまり痛いようなら、超音波の予約をしますか?」
超音波かぁ……。
「でもね、無雲さんのがんの場合、遠隔転移する可能性はあまりないんです」
この言葉で覚悟は決まり、超音波はしなくていいですと伝えました。
次回の診察の時には、事前にマンモグラフィーと超音波の検査を受けて欲しいと言われて、予約を取りました。ここでばたばたと診察が終わりそうだったので、ふと浮かんだ疑問をW先生にぶつけました。
「私のがんは、転移や再発はあまりしないんですか?」
W先生はやはりはきはきと答えました。
「遠隔転移の可能性は低いです。ただ、同じおっぱいにがんが再発する事はあります。だから、定期的に来てもらってるんです」
なるほど。この説明、多分前もされてるんだろうけど、色々あって頭に残って無かったわ(ぇ
遠隔転移しないと言われて安心です。まぁ、『絶対』ではないんですけど、可能性は極めて低いならそんなに恐れる事は無さそうです。
同じ乳房にまた出来るのは厄介です。だからと言って、そこまで恐れてもいないですけど。定期的に検査を受けていれば、また極初期で見付かるでしょうしね。
これでこの日の診察は終わりです。あっさり終わりました。他の患者さんはけっこう長く時間掛かってたけど、私はほんの5分くらいです。やはり、私の乳がんは大したことが無い。
後半は内科での診察についてです。こちらは波乱でした……。
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