【連載エッセイ】無雲の乳がん闘病記【Vol.035『痒すぎるブツブツ』】

無雲の乳がん+ヘルニア闘病記
MarijanaによるPixabayからの画像

 放射線治療が終わって1週間くらいした頃でしょうか。照射部位にニキビの様なブツブツが大量発生しました。

かゆい!! 痒すぎる!!!」

 かきむしるのを我慢できないくらの痒みが襲います。

 処方されている保湿剤と痒み止めをぬると若干効く気がしましたが、それでもすぐに猛烈な痒みが襲ってきます。

「病院に連絡したら?」

 母はその様に言いましたが、電話してもきっと「処方されたお薬を塗って下さい」と言われるのがオチだろうと、半ば諦念していて電話はしませんでした。

 ブツブツはなかなか治りませんでした。

 癌研のサイトの症状の解説などを参照して、処方された薬を塗ってひたすら耐えました。

 それから2週間くらいして、ようやくブツブツは治まりました。長かった。苦しかった。痒かった。

 放射線治療が終わって3週間目の今は、肌にまだ痒みは少し残っていますが、変色した毛穴は大分色が回復してきましたし、照射部位全体の赤見も少し良くなってきました。まだどす黒くなっているのは残っていますが。

 でもね、もっと気になる事があるんです。

 この3週間、週の半分は微熱が出ていて体調が悪いって事です。

 乳腺外科のW先生には「乳がんとは関係ないから内科に行け」と言われ、掛かりつけの内科クリニックに行けば、電話で診察のみで「風邪です」と言われる。

 でもね、風邪症状は何もないんです。喉も痛くない。咳も無い。コロナの抗原検査も3回も陰性です。

 この原因不明熱と体調不良が気になります。

 今度皮膚を診せにA病院の放射線科に行ったら、一か八かで「内科に回して下さい」と頼んでみようかと思います。

 軽いがんとは言え、がんを患っている身としては不安です。どうにかこの体調不良の原因が知りたいし治したい。

 次回は、放射線治療終了3週間での放射線科の受診の事を書きたいと思います。

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