【連載エッセイ】夫は仕事ができません!【Vol.015『おいたんを構成するモノ②精神障害と発達障害』】

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 令和4年4月現在、おいたんの診断名は『PTSD』『双極性障害Ⅱ型』『ADHD』の三本立てです。

 PTSDと双極性障害が落ち着きを見せた頃に、発達障害であるADHDの診断が下りました。

 おいたんは今まで不器用に、それはそれは不器用に生きてきました。今までのエピソードで分かる通り、しょっちゅう会社をクビになり、無能扱いされ、社会からないがしろにされてきました。

 その『生きづらさ』を作っていたものが、ADHDだったのです。

 おいたんは今ADHDの投薬治療を受けていますが、それもまだ1年も経っていないので、まだまだ全然機能回復には至っていません。

 無雲もADHDの診断を受けていますが、無雲の場合ADHDで今は困っていないので、投薬治療は断りました。眠い時は寝るし、集中力が続かなければそれでいい。むしろ、大脳刺激薬で起きている状態が不自然で無雲にとっては嫌だから。

 無雲の場合はADHDの特性を『個性』として活かす事で今もうまくやっていますが、おいたんの場合はそうはいかなかった。おいたんにとって、ADHDは社会参加への障害でしか無かった。

 今働いている高齢者向けグループホームでも『注意力が無い』と指摘され、それまでの職場でも『とろい・鈍い』と評価され続けてきました。

 おいたんは、仕事をする気力はとてもある人です。どこの職場でも、自分なりに頑張っているつもりなんです。でも、社会はおいたんの障害を知りません。おいたんは障害者手帳も取得していません。健常者として社会に出ています。なので、社会もおいたんに容赦有りません。

 おいたんは、無雲に発達障害の本を買ってくれるように頼んできました。なので、無雲は克服トレーニング法も書いてある本や、職場での振舞い方のシミュレーションが書いてある本をおいたんに数冊購入しました。

 おいたんは、毎朝それらの本を読んでから出勤して行きます。

 おいたんはおいたんで、今の状況を打破して行きたいのです。そりゃ、社会からずっと『無能』扱いされてきては、おいたんだって悔しいはずです。

 頑張ってるのに、評価されない。それどころかクビになる。

 おいたんにとって、発達障害は本当に障害でしかありません。おいたんが頑張っている姿を見るのは嬉しいですが、それが報われない度に無雲の心は痛みます。

 今もおいたんの精神障害・発達障害は治療中ですが、今後もっといいお薬が出てきて、おいたんの症状が少しでも改善されたらいいなぁ、生きやすくなったらいいなぁ、と思います。

 次回は、『おいたんを構成するモノ③神様』です。

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