傷跡の手術を断念してから一カ月ちょっとして、相手方の保険会社から示談金の提示の書類が届きました。その書類は、私の被害者感情を逆なでするものでした。
慰謝料一桁万円+手術費用として8万円=十数万円
慰謝料が一桁万円だと……?
これだけの大きな傷を残す大怪我をさせておいて、私を極度の犬恐怖症に貶めておいて、それでも一桁万円……?
これじゃ示談する気が起きません。
脳裏をよぎったのは、弁護士を立てて飼い主を刑事告訴し、民事で慰謝料を争うというものでした。
この件では、担当の警察官からは刑事事件とする事を勧められていました。でも、飼い主も謝ってくれたし、なるべく穏便にしようと思っていたので、被害届は出しませんでした。
その、『なるべく穏便に』で今まで大人しくしていた被害者である私を舐めたかのような保険会社の提案に、私の被害者感情は激しく揺れ動きました。
全然、悪いと思ってない……。
いや、飼い主は深く反省しているのかもしれない。でも、保険会社の誠意が伴っていない。
ア〇サはクソだ。
って思いました。今までの対応を見ていてもクソだと思いましたが、マジでクソです。
そもそも、こちらの事情とか全然聞かれないですし。ただ、医療費請求してはいそうですかで終わり。何なんこの保険会社。何のために居るの? 被害者を愚弄するために居るの?
私の怒りはかなりのもので、友達にも相談して、弁護士に依頼する前に、まずは色々な事を聞きに市の無料弁護士相談会に行ってみよう、という事になりました。
私、他人の犬に噛まれた時の慰謝料の相場とかも調べたんですよ。やっぱり一桁万円はおかしいって分かりました。
この場合、怒りをどこに向けて良いのか。いや、保険会社だろう。ア〇サにだろう。
とりあえず、私はア〇サとは絶対契約しないわ。被害者の感情を逆なでするような保険会社に用は無い(# ゚Д゚)
というわけで、このシリーズレポート、まだ続きます。
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