2024年10月初頭、台風17号が千葉県に最接近している日、「でも曇りだから」と私とおいたんはやはり江戸川にいました。私はまだもや徹夜明けです。
おいたんも予定の4時よりも早く起きて来たので、ちょっと早く家を出ました。釣り場に着いたのは5時半前でしたが、ぼちぼち明るくなってきた頃で。まだ薄暗かったです。
でも、手元は見えるからさっさと用意するわよ!
この日はちょっとアングルを変えて。
手前が足元探り、奥が投げです。両方ともセイゴ9号、アオイソメです。水はけっこう引いてしまっています。でも、私は徹夜明けでテンション高かったから2本出したわ(笑)。
タックル用意してたらもうすっかり明るいですしね。曇ってるけどスカイツリーはご機嫌です。
この通り、がっつり曇ってます。風はそこまで強くないけど吹いてる感じ。
この日の朝ご飯はそこまで油分多めじゃない。もっちパン(ミート&チーズ)が美味しかったです。焼きそばパンもいつもの味でうまうま。
食べ終わったらアタリを待ちます。
そしたら、いきなり手前の足元探りの竿の鈴が鳴りました。開始15分で!
「そのアタリ、ハゼじゃないか!?」
おいたんの預言。
ハゼでした。江戸川釣り歴50年のおいたんの預言、的中です。
それにしても、ここ数カ月ブルーギルばかり釣れていたポイントでついにハゼが! ハゼ。ハゼちゃんよ。君たちブルーギルに勝ったんだね。おばちゃんは嬉しくて涙がちょちょぎれそうだよ( ;∀;)
これで気を良くした私。さらなるアタリを待ちます。
そうしましたら、また手前がシャンシャンと鳴ります。
わー、セイゴだぁ! と喜んでいたら、奥の投げの方も鳴っているではありませんか。
急げ私! 急いで竿を上げるんだ!!
ワタワタしながらリールを巻きます。けっこう重い。魚影が見えてきました。けっこうでかい。
「おいたん、タモ!」
おいたんを召喚します。おいたんは急いでタモを持ってかけつけ魚をすくいました。
「ブルーギルのでっかいやつだ!」
おいたんが叫びます。
なんだブルーギルか。って……ん?
違くない? ブルーギルじゃなくない? ブルーギルってこんなに美しくないよ。
「ちょっと調べてみる」
魚みっけというアプリを立ち上げてAI画像判定します。
【キチヌ 一致率98%】
キチヌ!? 何それ!?
解説文を読みます。どうやらチヌという通りクロダイの仲間みたいです。
「キチヌ、だって」
おいたんにも画面を見せます。
「キチヌ!? 初めて聞いた!」
私もだよおいたん。ワタカ・ギギに続いてまた珍しい魚が釣れたね。
クロダイよりも珍重される事があると知ってウハウハでクーラーボックスに入れます。
「珍しい魚だから川に帰してあげれば?」
「んにゃ。食う」
私は鬼畜か。
というわけで、珍しい魚も釣れて満足なのであとは私はのんびり釣りモード。この辺りからちらほら雨が降って来ました。でも弱い雨だから気にしないで釣り続行です。
おいたんはこの後3回連続バラシをして地団駄を踏んでいます。
そして4回目のアタリで……。
34センチのヘラブナ釣れました。良かったね、おいたん!
「俺は3回もバラシてるんだぞ! まだ釣る!」
気合が入りまくるおいたん。そしたらその数分後──。
36センチのヘラブナです。ちなみに、釣り人は釣り場にメジャーを携帯して行っているのでその場でサイズが計れます。
このヘラブナを釣ったらですね、仕掛けが派手にタモに絡んじゃいまして。おいたんのヘラブナ用のタモじゃ水位が下がっている所に届かなくてですねぇ。だから私の長ーいタモですくったのですけどね。
「もうやだ! 切る! 終わり!」
おいたん、絡んだ仕掛けをほぐしている間にキレて終了。
そのワヤワヤしてる間に私の奥の竿も鳴ったのですが、掛かっていなくて取り逃がしました。
というわけで、この日はこれで終了。ファミチキ買って帰ります。雨は帰りには止んでいました。
どや、どやぁぁぁ。
全部塩焼きだな。セイゴとハゼはその日の内に食べて、キチヌは他の家族がサケを食べている時に焼いて食べよう。
捌いたら、キチヌとセイゴは胃の中にたっぷりイソメを蓄えていました。とくにキチヌ。めっちゃ大食漢みたいでごっそりイソメが出て来たわ。
セイゴとハゼは塩焼きにして美味しく頂きました。キチヌはまだ食べていません。楽しみ♬
さて、今年は色々な魚種で楽しませてくれる江戸川です。シーズン初釣果がボラだった時からその傾向はあったのかもしれません。
まだまだ釣りシーズンは続きますからね。また機会があったら行きましょう!
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