瘢痕形成術の手術を受ける予定だった一カ月前、直前のコロナ検査で『保留』判定が出て手術は延期。その手術を間近に控えた2月初旬。無雲に悲劇が起きました。
腰椎椎間板ヘルニアになって、立っていられない・歩けない・日常生活もままならない。
この状態でうつ伏せになって1時間の手術に耐える事は無理に思えました。
療養生活を10日間ほどした時に、手術の延期もしくは中止を考え始めました。
延期にするにしても、いつ治るか分からないヘルニア。痛みがある状態でうつ伏せでじっとしているのは無理があります。
延期した手術の再延期というのも嫌でした。私はさっさとこの事故の対応からおさらばしたい。
飼い主だって、きっと「いつまで掛かってんだよ!」とイライラしてるんじゃないでしょうか。
飼い主の心情など、私が考えなければならない事ではないのですが、私は色々考えすぎてしまい、かなり遠慮する人間なので、再延期はメンタルに重くのしかかりました。
「もういっそ、傷と共に生きようかな……」
そんな心境になってきました。
手術を中止にして、治療が完了って事にして、示談への道を進もうかと。
両親は、「無雲がそれでいいなら」と言ってくれました。
おいたんは、「絶対に傷を小さくしてもらえ!」と息巻きました。
でも、もう無雲は手術を中止する方向で考えがまとまっていました。なので、数日後にまたおいたんを説得しました。
「そこまで言うならそれでいいけど、後悔するなよ?」
うん。後悔しないと思うよ。私はもう、保険屋とのやりとりとかに疲れちゃったんだよ。
そして、病院に電話をして手術をキャンセルしました。保険屋にも電話して、示談への書類が送られてくる運びになりました。
近い内に、示談に向けた書類が送られてくるでしょう。その時はまた記事にしますね!
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