【連載エッセイ】夫は仕事ができません!【Vol.032『おいたんに障害者就活小冊子が届く』】

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 ある日、おいたんに障害者枠での就職の小冊子が届きました。ネットで登録してある、民間の障害者枠の就活サイトからです。

 おいたんには期待を込めてその小冊子を渡しました。おいたんもすぐに開封して見たそうです。しかし……

「これ、ダメだ。学のある人とか、ハイスペックな人向けだ」

「……え?」

 無雲もその小冊子の中身を確認してみました。すると、一流企業の事務職・総合職がメインで、一件だけ警備員っていうのはあったけど、後は大学出てないと無理がある仕事ばかり。最低でも専門学校か短大を出ていないといけないっていう条件があったりもしました。

 高卒のおいたんが出来そうなのは警備員のみ。しかし、都内の商業ビル等の警備なので、おいたんとしては「俺には無理」だそうです。

 おいたんは、筋肉はたっぷりあるのですが、小柄(157㎝)で格闘技が出来るわけでもない。見た目も優しそうなおじさんで、きっとナメられる。無雲も、そんなおいたんに都内の商業ビルの警備が出来るとは思っていません。

 というわけで、その小冊子はゴミ箱行きとなりました……。

 そもそもね、その小冊子の中身、半分以上は新卒向け求人なんですよ。何故おいたんに送ってきたの???

 ま、登録したから一応送ってきたんでしょうけど~、あまりにも求めるものと違いすぎて失笑してしまいました。

 民間の障害者枠の求人サイトって、作業系が本当に少ない。事務系ばっか。けっこうなスキルを求めて来る求人もあるので、無雲は白目を剥きそうです。

 やはり地道にハローワークでの障害者枠を探すのがいいんでしょうねぇ。でも、一縷の望みをかけて、民間の求人サイトも見ておくのです。

 無雲の家がある地域って、ネギ栽培が盛んなんですけど、どこかの農家さんで通年のパート募集しないですかね。以前1度だけそういう求人のチラシが入ったのですが、その後人が辞めないみたいで1度だけしかそのチラシ入りませんでした。おいたん、農業や畜産にも興味があるみたいなので……。

 多分、おいたんはけっこう人が嫌になってきている。農作物や家畜に心の隙間を埋めてもらおうとしているのです……。

 おいたん、死んだあと霊界に行くためにも、もうちょっとだけ一緒に頑張ろうぜ!!

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