【連載エッセイ】夫は仕事ができません!【Vol.030『おいたんが死のうとした時』】

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Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

 おいたんは、かなり昔に自殺しようと決意した事があるらしいです。その時、おいたんは板前をしていた時の貯金が沢山あって、「全部使ってから死んでやる」と思ったそうです。

 そして、高額なカメラを買ったり、車を買ったりして、貯金を失くしたそうです。

 それからおいたんは、死のうと……したらしいけど、何もしなかった。自殺未遂すらしなかった。

 結局おいたんは貯金を全て使い果たしただけ、という、何とも悲惨な事態に陥りました。

 その時の事を、現在の主治医M先生に話しましたら……

「本当に死にたい人っていうのはね~、金なんて残してそのまま死んじゃうんだよ。ざーんねーんでーしたーwww」

 と、めっちゃ笑われて終わりました……。おいたん、その数百万円があったら、今無雲達の生活はめっちゃ楽だったよね??

 おいたんのこの愚行は、後々まで語り継がれる事となり、無雲の心の中にはいつも「あの野郎が変なお金の使い方したから」という想いがあります。

 確かにね、M先生の言う事はその通りなのです。無雲も、母が貯めておいてくれた貯金をまとまった額で持っていましたが、それを使うとか考えもせずに衝動的に自殺未遂を繰り返していました。お金を使おうとか、そんな余裕ない。とりあえず、「死のう」と、これしか頭に無かった。

 おいたんの、カメラを買ったり車を買ってから死ぬという決断は、それはもう、訳が分からな過ぎて失笑ものです。

「バカなの?」

 って、言いたくなりました。だって、その時のお金があったらさ、今ここまでジリ貧じゃないんだよ!

 しかし、おいたんにお金の事を言うのはまずいのです。何故なら、昔二人暮らしをしていた時に、「食費が掛かり過ぎだから少し節約しようね」と言いましたら、「収入が少ないから死にたい……」とシクシク泣くのです。

 えぇ……って感じですよ。収入が少ないのは確かなんだから、節約すればいいだけじゃない。何も死にたくならなくても。

 それ以降、無雲はほぼおいたんの前ではお金の事は言いません。ただ、ある日突然「もうお金無いから定期預金解約して」とか言い出します。

 おいたんは、お金の管理が出来ません。無雲もかなりのどんぶり勘定でお金の管理が苦手なので、ヤバい夫婦です。

 どうやったらお金って貯まるんでしょうか。もっと稼がないといつまでもジリ貧です。

 あ、でも投資とかには興味無いんで、怪しいお誘いはしないで下さい。それだけはお断り。

 地道に節約して、家族に豚コマとキャベツばっか食わせてお金を浮かせていきますので。

 うん。おいたんが無駄に使った数百万円の分だけでも、宝くじ当たらないかな~!!

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