【連載エッセイ】無雲の乳がん+ヘルニア闘病記【Vol.056『唾液を出す薬の副作用がぁっ!』】

無雲の乳がん+ヘルニア闘病記
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 シェーグレン症候群で間違いないでしょうと、A病院の歯科口腔外科で告げられて、唾液を出す薬を処方された私。夕食後にその薬を飲むのですが、私の生活パターンの場合自ずと寝る前になるのですよ。というわけで、飲んで2日間の感想です。

 まず、初日の寝起きから効果を感じました。

「おや? 口の中がカラカラじゃない?」

 いつの頃からか、寝起きは口の中がカラカラを通り越してガビガビで、呼吸する事すら大変だと感じるくらいえづいたりしていた私なのですが、この薬を服用したら朝口腔内に唾液がある。口がウェッティー。おお、すげぇ。

 しかし、すぐに副作用は出ました。

「気持ちが悪い……」

「船酔いみたいな吐き気や汗が出やすくなりますよ」

 そう、歯科の先生は言いました。初日から気持ちが悪い。朝ご飯が食べられない。

 ヨーグルトとオレンジと味噌汁だけはかろうじて流し込みましたが、お米やらおかずやらは食べられない。きついけど、それでなくてもデブな私ですから、痩せるためにはいいかもしれません。

 初日の副作用はそんな感じ。で、二日目。

「お腹が痛いぃぃぃ!!!!!」

 下痢する心当たりは無いのにめっちゃ腹痛と下痢。すぐにこの薬の副作用を調べました。

 腹痛・下痢、ありました。主だった副作用の中にね。

「気持ち悪い上に腹痛と下痢、しんどっ!!」

 口の中は快適になってるけど、副作用がけっこうしんどい。この日も朝ご飯は食べられず。

 でもなぁ、乳がんとかヘルニア的にも痩せなきゃいけないしさ、この副作用を利用して痩せるしかないんじゃないの?( ;∀;)

 元々、精神科の薬の副作用で体重が激増した私。減らす時も何かしらの薬の副作用に頼るって事になるのでしょうか。

 口の中は快適だけどな。それだけはありがたいけどな。ほんと、お薬って飲んで効果が出るとすげぇなって思います。

 ああ、気持ち悪い。お腹痛い。しんどい。痩せないかなぁ……(笑)。

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