【連載エッセイ】色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音【Vol.21『寝起きは口がカピカピだけど?』】

色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音
Steve BuissinneによるPixabayからの画像

 2024年7月のある日、この日は3カ月に一度のA病院歯科口腔外科でのシェーグレン症候群の診察でした。

 私は口腔乾燥症と抗SSA抗体が陽性でのシェーグレン症候群なので、ドライアイは平気なんですよねぇ。

 ここしばらくは飲み薬のお陰で口腔乾燥症も落ち着いていたのですけど、暑くなって来てから寝起きに口がカピカピしている事が増えまして。それを訴えてきました。

「もう一度薬増やしてみますか?」

 って聞かれたんですけど、薬を2錠にすると効きすぎてしまってよだれ爆弾が出るので現状維持でお願いしました。朝の乾燥は処方されているうがい薬でも緩和出来ますし。

 この日もね、とても暑かったんです。担当医の事情で朝一の診察が午後に変わったんですけど、自転車乗ってても暑さでポーっとしていたみたいで、病院の前を通り越してスーパーに行こうとしちゃいましてね(笑)。

「あれ? 今日はスーパーに用があるんじゃなくて、通院じゃない?」

 って信号待ちで気付いて引き返した次第です……。お恥ずかしい……。

 なんやかんやで一時間くらいは待ち時間でして。午後の方が眠気は治まっているからいいんだけど、いつゲリラ豪雨が来るかと思うとヒヤヒヤしてました。

 結局、薬局に寄ってから後も晴れていたので、コンビニに寄って家族分も含めてアメリカンドッグを買って帰りました。久々に食べるとうまうまです。

 日中の口の渇きに対しては、水分をちょっとずつ取るって方法を取っているので、スプレータイプの薬なんかは貰っていません。今は水分補給が容易な立場で生活しているのでね。お外で働いていたら処方して貰っていたと思います。

 内科の診察はさらに4ヶ月後くらいですので、その前に乳がんの方の検査と診察があります。一年に一度のマンモとエコーです。

 乳がんの方も、まぁ再発はしていないだろうな。と高をくくっています。私の乳がんは大人しいタイプだと言われていますから。それで死ぬこともほぼ無いそうですし。

 おいたんがね、私が死んだら自分がどうなるのかって不安に思っているらしいんでね、そう簡単には死ねないのですよ。おいたんから今の生活を奪いたくないですし。

 私もおいたんや両親が死んだら自分がどうなるのかって不安ですけど、おいたんも同じだったんだなって。むしろ、嫁の実家に住んでいるっていう立場からしたら、私よりもさらに不安なんだろうなって思います。

 あなたを置いて逝けはしないよ。

 それはちゃんと伝えて行こうと思います……。

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