【連載エッセイ】無雲の乳がん+ヘルニア闘病記【Vol.052『眼科と歯科口腔外科での検査(前半)』】

無雲の乳がん+ヘルニア闘病記
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 前回の内科での血液検査で、抗SS-A抗体陽性となり、シェーグレン症候群の疑いが出て来た無雲。昨日は眼科と歯科口腔外科に回されての検査でした。まずは眼科での検査の様子からレポートしようと思います。

 初診コンサルフリー枠という、予約患者さんの合間に見てもらう予約枠で眼科と歯科口腔外科に回された無雲。眼科には、受け付け開始の8時半ちょっと過ぎに着きました。

「ああ、何時間待つのだろう……」

 ひたすら待たされる事を覚悟で待ちます。が、けっこう早めに視力検査室から呼ばれました。

 基本的な目の検査をして視力を測る。視力も測るのは何故なのか? と思いますが、眼科ではこれも基礎検査なのでしょう。

 それから一旦待合室に出されます。

「ここからが長いんじゃないか……?」

 やはり戦々恐々とします。が、そこから30分ほどすると、中待合から呼び出されて、すぐに診察になりました。

「(もしかして今日空いてるのかな?)」

 けっこう嬉しいです。先生も4、5人いましたし、回転率良さそうです。

 診察室に入ると、眼科医の問診から始まりました。既往歴や自覚症状ですね。

 ここで検査をする前に、ドライアイの検査をする事になりました。この日の検査の本丸です。

 技師さんに連れられてドライアイ検査室に行きます。奥まっていて、雑多としている。

 そこに座らされ、目に紙を挟まれる。

「(痛い……)」

 目に紙を挟むってぇと、けっこうチクチクして痛くてですね。

「(これは泣けるわ……)」

 涙がにじむ様子がちょっと分かります。痛くて涙が溢れ出そう。

 溢れ出そうって事は涙が出てるって事で、これはドライアイ検査をパスするのでは?

 その予感は見事的中しました。

「軽いドライアイがありますが、シェーグレン症候群の診断基準は満たしませんね」

 ほぅ。ドライアイだドライアイだと思ってたけど、けっこう改善してたんだな。っていうか問題なかったな。

 これで早合点した無雲は、Twitterや家族や友人にメッセージをしまくりました。

『歯科では引っ掛からないと思うから、大丈夫だったみたいだよ。お騒がせしてすまーんのー!』

 まさか、これが爆死フラグになろうとは……。

 次回、歯科口腔外科のエピソードです!

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