2023年6月半ばを過ぎたある日、私とおいたんは江戸川に来ていました。いつもの場所は緩くロープが張られていますが、端っこの方なら大丈夫だろうと、陣取りました。
天気は曇り時々晴れでどんより気味ですが蒸し暑い。東寄りの北風が吹いている中午前7時に釣り開始です。
この日は、前回壊した竿が直って帰って来たのでそれを投げに。のべ竿も出します。投げものべ竿も餌はアオイソメです。おいたんは投げは練り餌で、のべ竿はアオイソメで開始です。
開始して少しすると、私ののべ竿にアタリが来ました。
ブルルッ。
手に魚の振動が伝わります。
「来たか!!!!!!!」
────小さなハゼがそこに!!!
わぁぁい!!! 今シーズン初釣果だぁ!!! ハゼ来た! ハゼが来たぞ~!!!
めっちゃ小ぶりだ。でも、これだけ小さいと釣り上げちゃうともう弱っているので、リリースしても死んでしまうでしょう。ならば、君は唐揚げになるのだよ。
その後もバタバタッと3匹ほど連続でハゼが連れてきます。うおおお、江戸川ハゼシーズン2023だぜぇ!!
その時、おいたんの投げ竿の鈴が勢いよく鳴りました。
「来たぁぁぁ!!!!!!!」
私は急いでたも網を手にします。何だ? コイか、ヘラブナか!?
「ヘラだ!!!」
そこには、ヘラブナが。たも網でうまい具合にすくいます。岸に上げると、口から針が外れて、跳ね上がったヘラブナは護岸の際まで転がって行きました。
落ちそうなところをギリギリで撮影。キレイなヘラブナ♬ 25センチから30センチって所でしょうか。
やっと狙いのヘラブナが掛かったおいたんは大喜びです。
と、ヘラブナで盛り上がってしばらく。私にはぼちぼちとハゼが掛かってきますし、アタリも良くあります。アタリの割に釣り上げられている獲物が少ないのだけど。
そして、またおいたんの投げ竿が反応!!
今度は先ほどよりちょっと大き目のヘラブナ。おいたんの手を開いた所が20センチって所なので、30センチはあるでしょうか。
ヘラブナはね、うちらは食べないのでリリースなのですよ。
そして、私にはやっぱりハゼがぼちぼちと掛かる。
おいたんはヘラブナが2匹釣れていた間、のべ竿には何もアタリが無かったのですが、ヘラブナ2匹目のちょっと後にのべ竿にもアタリが!
めっちゃ小さなリリースサイズのセイゴです。セイゴは生命力がたくましいので、まだピンピンしているからリリース。大きくなったらまた掛かっておいで。
セイゴが掛かって少しすると、またもやおいたんの投げ竿にアタリが! おいたん今日は調子いいね!!
3匹目のヘラブナは今までで一番サイズが良かったです。メジャーで測ると、36センチでした。
「俺は40センチから50センチの大型のヘラブナが釣りたい」
実はおいたんは昔は本格的なヘラ師でした。なので、理想が高いです。釣れれば嬉しいじゃないか~。
そして、ハゼばかり掛かっていた私ののべ竿に、前回と同じく大物が掛かってしまいました。今回はぶちっとハリスを切られました。だからね、0.6号のハリスなんだからすぐ切れるってばさ。
大物と言えば、この日は目の前をソウギョが泳いでいきました。1メートルはゆうにありましたね。でかかった。あんなの掛かったら私の竿じゃ折られるかもしれないなぁ。江戸川にはソウギョ狙いの人もいるらしいですが、物凄い岸寄りを泳いでいましたよ。網を入れたらすくえたんじゃないだろうか(笑)。あまりにも唐突に現れてスーッと泳いで行ってしまったので、写真に収められなくて残念でした。
さて、大物に糸を切られて、闘争心に火が付いた私は仕掛けを手早く変えるとまた水の中に放り込みました。すると、ウキが不審な動きをします。
「なんだ?」
上げてみると、そこにはでっかいテナガエビが!!
片手が無くなっているのはご愛敬で。めっちゃでかいです。こんな大きなテナガエビが釣れたのは初めてです。やったね!
これを納竿の合図として、この日の釣行は終了。結果としては、ハゼ6匹、テナガエビ1匹、ヘラブナ3匹、セイゴ1匹でした。
ハゼとテナガエビは持ち帰っておつまみにする事にしました。ハゼは唐揚げ粉を付けて油で揚げて、テナガエビは素揚げで塩コショウです。
ハゼかわいいサイズだけに……。テナガエビの大きさが際立ちますな。
両方とも美味しかったです! テナガエビは食べ応えありました。
さて、今シーズン初の釣果が出来たこの日。とっても楽しく過ごせました。広場の草がぼーぼー過ぎて、何らかの花粉にやられてその後鼻水が止まらなかったとかご愛敬です。
水上スキーも相変わらずぶんぶん来ますしねぇ、誰かが捨てて行った魚の腐乱臭はするしで、色々あれな事もありましたが、釣りはやはり楽しいですね♬
これを機に今シーズンも沢山お魚が釣れますように!
コメント