【連載エッセイ】色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音【Vol.1『無雲、40歳を過ぎてから病がどしどし押し寄せて来る』】

色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音
AlexaによるPixabayからの画像

 私は、幼少期から身体がとても丈夫な人間でした。幼少期から26歳までの間は、ひょろひょろのがりがりで、26歳時点での体型は身長168㎝体重48キロという細さ。でも、丈夫だった。

 病気と言えばメンタルを病んで、20歳の時に統合失調症だと診断されて以降ずーっと社会的引きこもり。でも、身体は丈夫で、体調を崩すのは毎年のようにどこかから移って来るインフルエンザくらいのもの。

 34歳でメンタルの病気に革命が起きて回復の波に乗り、社会復帰してブラック企業で過酷な労働をしても、それでもメンタルは壊れても身体は丈夫なままでした。お腹を常に壊していたりめまいがしたりはしていましたが。大病とは無縁でした。ただ、その闘病から回復の期間で滅茶苦茶太りました。体重は倍増しました。今現在、体重は書けないほどのメガ㌧で、いわゆるデブです。

 ちなみに、統合失調症で障害者手帳を取得しております。一番酷い時期はまさかの1級でしたが、今は2級です。なので、私はいわゆる障害者です。

 統合失調症で苦しんだ歳月の事は、カクヨムでエッセイにまとめていますのでそちらをご参照下さい。リンクを貼っておきますね。

【【改稿版】帰って来た! 無雲の生態~お久しぶりです、生きてます~】

【改稿版】帰ってきた! 無雲の生態~お久しぶりです、生きてます~(無雲律人(無雲)) - カクヨム
私はかつて、廃人でした

お外で働いて転職も経験し、そこから個人事業主になってさて頑張るぞと意気込んでいた41歳のある日、乳がんになりました。左乳がんステージゼロです。これについてはこちらのサイトで連載していた闘病記がありますので、ご参照下さい。

 乳がんは極初期だったので、直に落ち着きましたが、落ち着いたと思ったある日腰椎椎間板ヘルニアを派手に発症してしばらく動けませんでした。それも乳がん闘病記に併せて連載しておりましたのでご参照ください。

 そして、ヘルニアも落ち着いて来たしいよいよ本格的に働こう……と思っていた矢先、シェーグレン症候群を発症して体調不良の日々が続きます。微熱が続くというエピソードは、前述の闘病記にちりばめてあります。シェーグレン症候群疑いが掛かってからの分には、『シェーグレン症候群』のタグを付けておきましたので、そちらで絞り込んで読んでみて下さい。

 そうして、42歳の無雲は、病気だらけになってしまったのですが、それでもポジティブに笑顔で生きようともがいています。そのメンタルの根底にあるものは、全てはネタ! という、不屈の精神です。

 どんな困難もネタにして昇華してしまえば楽になる。

 そう思って今までの色々な壁を乗り越えてきました。

 神様は私に次から次へとネタを下さっている。

 そう、思うのです。

 同じ病に苦しむ方、ご家族やお友達がその病で苦しんでいる方。誰も周りにはいないけど何となく気になる方。色々な方に読んでもらって、「ここにこんな能天気がいますよ!」「病気だって諦めないんだから!」という事を知って頂ければ、と。

 でも私も人間です。常にポジティブで居る事なんて無理です。だから時には弱音を吐きます。

 それで、良いと思うのです。笑顔と涙、どちらも人間らしくて良いじゃないですか。

 私は、今までも、そしてこれからも、自分の病気や障害をオープンに生きていきます。そして、色々な方に思って頂きたい。「そうか、障害がある人も特別視しないで良いんだな」と。

 ごく当たり前に障害者がいる世界。ごく当たり前に病気の人がいる世界。健常者も、健康自慢の人も、障害者も、病気の人も、みんな一緒に過ごせる優しい世界。

 その、理解を深めて頂くためにも、発信をしていこうと思います。

 『無雲の乳がん闘病記』『無雲の乳がん+ヘルニア闘病記』を経て、今日から連載が始まりました当エッセイ。どうかゆるゆるとよろしくお願いいたします!(*- -)(*_ _)ペコリ

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