【連載エッセイ】夫は仕事ができません!【Vol.038『のしかかる税金』】

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Michal JarmolukによるPixabayからの画像

 おいたんが面接に行ってから二日が経ちました。

「本部に送って検討するので、お時間頂きます」

 と言われているので、まだ返事は来ません。

「決まったとしても、本部との兼ね合いがあるのでお時間掛かります」

 けっこう大きい会社だったのかな……? 聞いた事の無い会社だったけど、規模がそれなりに大きいようで待ち時間が長めです。

 そんな中、こちらも到着を待っていたものがようやく届きました。

 それは、国民年金の振り込み書。

 おいたんが無職になる度にのしかかってくるのがこの国民年金です。

「生活が苦しいようでしたら猶予措置がありますよ?」

 と、市役所の人は言いましたが、猶予してもらっても結局後で支払わなければいけないものじゃないですか。だから、無雲はいつも猶予してもらわないで払い続けているのです。

 今回は、4月から6月分を一気に収める羽目になりました。その総額、49,770円。

 おいおい、5万だよ。もうね、ジリ貧口座残額がさらにジリ貧になるという。おいたん、とっとと単発バイトにでも行って稼いできておくれよ。頼むから。整形外科のリハビリじゃなくて、単発バイトに行っておくれ……。

「グロー壊れちゃったから買って」

 お、お前……壊し過ぎなんだよ。呑気にグロー買ってじゃねぇよ!!!

 無雲は目が座っていると思います。ほんとに、リハビリ通う元気あるなら単発バイト見付けて行ってきて。

 出費ばかりの毎日を過ごしていると、無雲のメンタルはどんどん病んでいきます。入ってこないのに、出て行く。

 おいたんは、はっきり言ってお金の管理が出来ません。無雲もどんぶり勘定しか出来ないダメな大人なんですが、おいたんは無雲以上にお金に鈍感。

「貴様、私がどれだけ安売りのものを買いに走っているか見ていて分からぬのか。うちは今は少しの出費も抑えたい状況なんだぞ」

 と、殴りたいくらいです。でも、おいたんにお金の事を細かく言うと、「死にたい」とか言い出すので、言えないのです。

 めんどくさい奴よの……と思いながらも、おいたんを愛している事に変わりはないので、仕方ないから節約しようと思います。

 早く仕事決まらないかな……。

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