のんびり屋さんでマイペースなおいたん。そんなおいたんの趣味は、言わずと知れた『釣り』に始まり、『カメラ』『お絵かき』『読書』『ゲーム』と、暇を潰せそうなものがかなりズラっと並んでおります。
この中で、無職になるとやりまくって無雲の神経に触れているのが『ゲーム』です。
おいたんがやるゲームはPS2のウ〇ニングイレブン。2006年のものから2010年くらいのものをやっています。
……古いゲームだな。
まぁ、PS5は高くて買えないから、持ってるPS2で遊んでるってだけなんですけど。
おいたんは、産廃業者に居た頃なんかは、毎日が疲労困憊でゲームなんて休みの日もしなかったです。所が、職業訓練に通い始めてから、介護職をやって今に至るまで、日々飽きもせずにこのサッカーゲームをやっているのです。
「飽きないの?」
と、聞きたくなるくらい同じゲームをやる。無雲が朝、おいたんより遅く起きると、隣の部屋で起き抜けからゲームをしている始末。ADHDの割にめっちゃ寝起きがいいのがおいたんクウォリティー。
無雲が仕事していても、部屋にスッと入って来てゲームを始める。
何となく、無雲はイラッとしてしまいます。それは、自分の作業に集中できなくなる、というのが一番の理由ですが、ゲームしてるだけって、何だかねぇ……いいんか? それで。
『カメラ』なんかは、若い時から好きらしく、鉄道や風景の写真を撮るのが好きみたいです。本当は板前じゃなくてカメラマンになるための専門学校に行きたかったって言ってましたし。結婚してから、「今時はデジタルの方がいい」と言うからクリスマスかなにかにデジタル一眼レフを買ってあげたのに、滅多に写真撮影に行かない! 一眼レフの持ち腐れ!!
『お絵かき』は、よほどメンタルに余裕がある時に練習してます。絵を描くのが好きみたいで、あれこれ模写しては一人でうなっている。なかなか独特のタッチの絵を描くので、見ていて面白いですけどね。ただ、画材を買った割に滅多に絵を描かない。
『読書』は、霊界の専門書から怪談の本まで、ノンフィクション系を読みますね。創作物を読んでいるのは見た事が無い。自分や無雲の病気に関する本を読むのも好きみたいです。
無雲は結婚する時に持っている本の95%を捨てたというのに、おいたんの本はどんどん増殖中。なんやねん!!
おいたんが一番長く続けている趣味は、恐らく『釣り』なんですけど、これも一旦は辞めたらしいんですよ。
若い時は車を所有していて、遠くまで渓流釣りや海釣りに行ったそうですが、ある日「もういいや」ってなって高価な竿やリールを中心に売却。もったいない。
無雲と付き合うようになってから釣りを再開したのですが、今やっている趣味の中では一番アクティブだし、夫婦で楽しめるので良い趣味ですね。
おいたんと趣味の付き合い方を見ていると、とりあえずこんな事を感じます。
『道具を揃えて満足するタイプ』
飽きっぽくは無いと思うんですが、何せ道具だけ揃えて手を付けない。もったいない。
休みの日の空き時間の多くを昼寝に費やしているおいたんですので、もっとアクティブに写真撮影や写生かなんかに行けばいいと思います。
なので、無雲はおいたんに対してイライラしてきたら、とりあえず夫婦で釣りに出かけます。時間が許せば、ですが。
川をのんびり眺めていると、日頃の鬱憤も晴れていきます。おいたんも楽しそうですし、あぁ、良かったなって思います。
「俺は、あの世に行っても寝る」
というほど寝るのが好きなおいたん。最大の趣味は『睡眠』かもしれない。それもYouTubeで気持ち悪い話の朗読を聞きながらの……。
おいたんのいい所は、ギャンブルという趣味をしない事です。そこはとても素敵だと思いますし、ギャンブルする人だったらそもそも結婚しなかったと思います。無雲はギャンブルが大嫌いなので。
おいたんは深酒もしないし、ギャンブルもしないし、お金を稼ぐのは下手だけど借金も無い。そして、無雲とその両親にとても優しい。
うん。まぁ、ゲームくらい大きな心で受け止めておくか。無職期間も今回は2週間で終了です。実質、10日くらい家に居てゴロゴロしていただけでしたので。
これがねぇ、数カ月になると本当に無雲の神経に触るんですけどね。
趣味を持つ事は、老後の為にもいい事です。老後、する事が無くなるとボケますからね。
ワーカホリックで作業しているのが大好きな無雲に対して、のんびりまったりなおいたん。それで私達夫婦はバランスを保っているのかもしれません。
次回は、おいたんが食肉加工業者に初出勤して行った話です。
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