【連載エッセイ】色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音【Vol.11『唾液を出す薬の回数が増えました』】

色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音
smileomdatによるPixabayからの画像

 昨日はA病院の歯科口腔外科にシェーグレン症候群の関係で通院して来ました。

 こちらは2カ月に1度の診察になっていて、唾液を出す飲み薬とうがい薬が処方されています。

 今の所夕食後に1回っていう容量で飲み薬が出ていました。これを飲み始めてからは、朝起きた時に口がパサパサになる事も無くなり、おえぇっとむせ返る事も少なくなっていました。

 この日は、いつもの主治医が居なかったので、代診の女性歯科医師さんが診てくれました。

 とても感じの良い優しい女医さんで、キュンってしちゃいました。人間弱ってる時に優しくしてくれる人は性別関係なくキュンキュンするものなのよ(笑)。

 そうしましたら、いつもの先生は口の中の診察はしないのに、この女医さんはするって言うじゃありませんか。

「す、すいません。いつもの先生口の中診察しないんで、今日も歯磨きして来ませんでした……」

「大丈夫ですよ~♬」

 優しい。怒られなかった。

 というわけで、口の中を診てもらいました。舌をぐるんと上に向けて、顎の下をグイグイを押されて唾液の分泌具合を診られます。

「唾液出てきてますね~。大丈夫ですね~」

 めっちゃ飲み薬効いてるやんけ。

「副作用の吐き気は大丈夫ですか?」

 と、問われたので、最初こそ吐き気があったものの、今はもう大丈夫だという旨を答えました。

 そうしましたら、今度は朝にも薬が追加になって、朝・夕とこの薬を飲む事になりました。吐き気がきつくなったら1日1回で良いそうです。

 で、早速今朝薬を飲んだんですよ。

 そうしましたら、午前中めっちゃ唾液出まして、朝寝していたらよだれまで垂れて来るじゃありませんか。

「すげぇぇぇ!! めっちゃ口の中快適! 潤う~!!」

 テンション上がりました。倦怠感が酷くて何もしていなかった今日ですけど、心の中では唾液が豊富な事に対してガッツポーズしていました。

 次の診察も2か月後です。これからは、いつもの先生と昨日の女医さんのふたりが主治医みたいな扱いになるらしいです。

 大学病院だと、歯科の先生も忙しいね……。

 あとなんかそうだ。シェーグレンの口の渇きは治療が難しいとも言っていたなぁ。そうなんだ……。

 私の場合、飲み薬がとっても効くし、日中こまめに水分が摂取できる環境に居るのでまだマシです。これ、お外で働いてたら口が渇いて苦痛だろうな。水分摂取が限られちゃうからさ。

 この飲み薬は最大1日3回まで増やせるそうですよ。唾液を出すのも飲み薬で解決出来るだなんて医学の進歩って素晴らしいですわ。

 来週は乳がんの方でマンモグラフィーとエコー検査が待っています。内科の血液検査と尿検査も同日にあります。

 なんだかんだでA病院にはお世話になりっぱなしなんだなぁ。

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