DTMをしていると、メロディーの打ち込みの際に「ここはビブラートで」「ここはノンビブラートで」などと細切れに打ち込みを行う事があります。
この記事では、それらの細切れメロディーを一つのトラックにまとめて繋げる方法を解説していこうと思います。画像は全てCubaseの画面です。使用しているCubaseのバージョンは、Cubase pro11です。
細切れにメロディーを打ち込んだ画面
このように、同じ音のバリエーション違いで複数トラックにメロディーを打ち込んだとします。
これをミキシングする際、バラバラだと音にずれが生じてしまいます。なので、一つのトラックにまとめてしまいましょう。
ひとつのトラックとして書き出す
他にもやり方があるのかもしれませんが、ここでは無雲のやり方を書いておきます。
まず、書き出したいトラック以外のトラック全てをミュートします。
今回の場合、尺八の3パートをまとめたいので、
それ以外はミュートします。
Stereo Outはミュートしないで下さいね。
チャンネルの洗濯は『単一』にして、Stereo Outにチェックを入れます。複数にするとどうなるかは後で解説します。
書き出し後の処理で『オーディオトラックを作成』を選択し、トラックの名前を上部において付けておきます。
書き込み終了の直前にこのようなダイアログが出てきますので、そうしましたら『プロジェクトフォルダーにファイルをコピー』にしておきます。
そうすると、3トラックがまとまって一つになったトラックがオーディオトラックとして新たに追加されます。
これで複数のトラックを一つのトラックにまとめる事ができました。
次に、『これをやるとこのように失敗する』という例をお教えします。
『複数』を選択してしまうとこうなる!
書き出しのトラック選択場面で、『複数』にして対象トラックを選んでまとめようとしたとします。
『複数』を選択してオーディオトラックをまとめようとすると、この様に複数トラックが出来てしまい、まとまらないという事態が起こります。
いらないトラックはミュートして単一でStereo Outしてまとめる
他にもやり方があるのかもしれませんが、私はこのやり方がやりやすいのでこうしています。
いらないトラックはミュートして『単一』でStereo Outしてまとめる
このやり方を参考に、自分に合ったやり方を探す事もいいと思います。
私のやり方も我流なので、ご参考程度になれば幸いかと思います。
以上、今回の備忘録でした!
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