シェーグレン症候群のドライマウスの診察に行って来ました。私がシェーグレン症候群を診てもらっているのは地元の大学病院であるA病院です。
唾液を出す薬を飲んでいる都合上3カ月に1度通院をしていますが、症状にあまり変化が無いので話す事もありません。
でもなぁ……診察料も管理料も取られてるしなぁ。
というわけで、この日は素朴な疑問を担当医にぶつけてみました。
「この症状って、急に良くなる事あるんですかね?」
先生はちょっとびっくりしています。
「急に良くなる事ですか……あまり聞いた事ないですねぇ。でも、何でですか?」
「いや~、いつまで治らないのかなって思って」
すると、先生から衝撃の言葉が、
「この病気、治るイメージって無いですねぇ」
まさかの治らない!
まぁ、シェーグレン症候群に今の所治療法が無いのは知っていました。でも、改めて言われるとショックですね。私ずっと大学病院に通い続けるのか?
でもね、医学は進歩しているんですよ皆さん。2025年のノーベル生理学・医学賞の受賞内容を知っていますか? 『制御性T細胞』の発見がその受賞理由です。
この『制御性T細胞』ってやつ、自己免疫疾患の治療にも使えるかも~みたいな事をニュースで解説していましたよ! シェーグレン症候群も自己免疫疾患じゃぁぁぁん!!
もしかしたら数年後……十数年後……数十年後には、シェーグレン症候群の治療薬も出来るかもしれません。望みは捨ててはいけません。
私は、かつて『不治の病』とされていた統合失調症を、持続性注射剤(デポ剤)の出現によって日常生活が送れる状態まで持ち直す事が出来ました。創作も出来るようになりました。これは私にとって奇跡でしてね。
かつて精神科病院に入院ばかりしていた私が、今や結婚して主婦をしているのです。そりゃ、お外でバリバリ働く事は出来ていませんが。前は働いてたのよ。ブラック企業でパワハラに遭って一年で退職したんですけどね(涙)。それから職業訓練に通って学校事務のアルバイトもしたけど、大人の事情とやらで短期契約(一年続けた)を切られてしまって世の中に絶望しましてね。それで今細々と個人事業主をやっているわけですけど。
まぁ、そんな感じで、医療っていうのは日々進歩しているんですよ。だから、いつか治るかもしれないって信じて待っていれば良いと思うんです。『絶対無理』って諦める事は研究者への冒涜ですよ。
だからね、それまでまったりのんびり構えて、「やー、今日も乾くわぁ」ってお茶啜ってます。私はね。
コメント