【連載エッセイ】色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音【Vol.37『三叉神経痛』】

MoondanceによるPixabayからの画像 色々病気を抱えていますが、それでもポジティブ、時々弱音

 その異変があったのは2年くらい前になりますかね。

 ある日、鼻の横がめっちゃ痛くなったんですよ。触ると激痛、触らなくても痛い。

 触りまくって原因箇所を特定するとどうやら歯茎の奥で。虫歯? 何だ? 歯の神経?

 って凄く不安になりましてね。とりあえずその時クリーニングで通っていた歯医者で診てもらいました。

 ところが、レントゲンを撮っても視診してもらっても何も異常がないのです。

「大きな病院で検査してみますか?」

 そう言われたので、結局歯科が強いA病院(乳がんやシェーグレン症候群で通っている所)に紹介状を書いていただきました。

 ですが、痛みは三日もすると消えてしまったのです。これは困った。紹介状があるのに症状が消失してしまった。私は焦りました。

 一ヶ月くらい紹介状を宙に浮かせていましたが、意を決してA病院の歯科に初診で(シェーグレン症候群とは別件なので初診)行きました。

 対応して下さった女の先生は、即座にこう言いました。

「三叉神経痛かもしれませんね」

 そういえば、昔からけっこうな勢いで顔面が痛くなる事あったんだよな。もしかして……?

 とりあえずMRIの予約をしてその日は帰宅。多分三叉神経痛で間違いないだろうと言われました。次回からは頭痛・顔面痛外来の先生が診てくれるとも言われました。それと、「この病気は症状が出たり引っ込んだりするので、病気だと気付かずに受診を躊躇う方も多いんですよ」と言われました。

 MRIを撮って、結果を聞きがてら顔面痛外来に受診したら、神経が触れていて確実に三叉神経痛だと言われました。そして薬も出ました。

 この日は神経内科の先生だけでしたが、通常は歯科の先生も同席して一緒に診てくれるらしいです。

 あー、なるほど。神経の病気だったのか。まさかMRIで引っ掛かると思わなかったな。

 確かに、言われてみれば顔面に激痛が走る事は度々あったんですよ。でも、ストレスのせいだと勝手に思い込んでいたんです。

 これ、薬を飲めば楽になるのか……?

 半信半疑でした。その薬は過去に精神科で飲んだ事があって、音感が半音下がった事があったので飲むのが凄く怖かったです。今回はその副作用は出ませんでしたけど。

 それを飲んでしばらくしたら、痛みの頻度が目に見えて減りました。凄い、マジで薬効くんだ……!?

 二回目の診察からは歯科の先生も同席だったのですが、私の顔面をグリグリするや否や、「顔の筋肉が硬いです。頭痛もするでしょう? マッサージでほぐしてください。それと、口が全然開いていません。口を開ける運動もして下さい」と言われました。「シェーグレン症候群もあるなら、頻繁に町の歯科にも通ってクリーニングをこまめにして下さい」とも言われました。なかなか厳しいぞこの先生は……。

 ちなみに、受診のたびに顔をグリグリしてくるので、この歯科の先生の事は『グリグリ先生』と呼ぶことにしました。名前知らないですし、会話に出すにもニックネームがあった方が家族間で共有しやすいので(笑)。

 この外来に通って2年近く経ちますけど、今では痛みが出る事が凄く減っています。まだ痛いときはあるけど前よりは全然痛くない。

 凄いな、薬。

 口はまだそんなに開きませんけどね。指三本ギリギリです。うちの母は四本か五本入るので、やはり私の口は開いていないのだと思います。町の歯医者さんでも「もっと大きく開けられますか?」って度々言われますし。

 今では町の歯医者さんに月一でクリーニングに通っています。ちなみに、紹介状を書いてくれた病院はぼったくり病院だったので今では通っていません。

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