さて、2021年7月にオーディオストックの厳しい洗礼、コンペ落ちと審査落ちを経験した無雲。
コンペはまぁ、仕方ないとしても、通常販売の方の審査に落ちたのはショックでありました。
が、ネットを徘徊してみると、審査で苦労している方は沢山いる。私も負けていられない、と、手直しにも励んだわけです。
ここでは、審査に落ちた2曲のビフォーアフターをお聞かせしたいと思います。
まず1曲目は、コンペに落選して通常販売の審査にも落ちた【荒野の旅人】のご紹介です。
コンペに送った時の状態と、最初に通常販売として送付した音源がこちらです。
【荒野の旅人】(ビフォー)
お聞きになれば分かると思いますが、バックで風の音が吹いています。荒野をイメージしたからです。しかし、コンペ落選後に通常販売として審査に掛けた所、そちらも落ちてしまいました。
私は、審査落ちの原因はバッキングとしてSEを用いたからだと直感しました。よって、そこを重点的に手直しした所、無事審査を通過し販売が開始されました。
手直し後の音源がこちらです。
【荒野の旅人】(アフター)
オーディオストックで販売する作品は、動画や映像、ゲームなどのBGMとして使われることが前提となっています。だから、使いやすい曲こそが売り物になる。
楽曲にすでにSEが入っていたのでは、使いにくいでしょう。そこの所、初心者過ぎた私は失念しておりました。
次は、7月に審査落ちしたもう1つの楽曲【始まりと予感の鼓動】のビフォーアフターです。
【始まりと予感の鼓動】(ビフォー)
はい。全体的に音がしょぼいです。音源の問題も多々あるし、構成も問題がありました。自分の出したい音はこんなんじゃなかったのですが、疲労困憊で「えぇぇいっ!」と送った所見事に審査落ち。
審査落ちのメールが届いて10分後には、自分の出したい音を出せる音源をポチっていました。
なら最初からそうしろよ! と思われがちですが、そこんとこお金を出し惜しみしたくなるのがケチな私の性なのです。
そうして、EastWestのQL RAを使って、作り直したバージョンが審査を通りました。それがこちら。
【始まりと予感の鼓動】(アフター)
はい。全然違います。
これだけ出来るなら最初からやれよ! って話なんです。本当にすいません。音源代をケチり、手間も省略しようとした私がバカでした。
以上が、2021年7月の審査落ちした曲と作り直したバージョンの聞き比べでした。
どうでしょう、皆様? 落ちた作品にはそれ相応の納得いくポイントが聞き取れたのではないでしょうか? 少なくとも、無雲には合点がいっています。
コメント