そのメールは、いつも突然やって来る。
【作品が購入されました】
キラキラと輝くそのタイトル。オーディオストックからの単品購入の通知メールです!
「ひゃっほー! 単品購入だ! まとまった収入だ!!」
どれが売れたんだ!? と、ドキドキしながらメールを開封します。今回は効果音でした。『SF的出現音02』という作品タイトルのそれは、シンセウィンウィン系で空間に広がっていくかのような曲で。とりあえず聴いて下さい。
【SF的出現音02】
改めて聴いてみると、なかなか良く出来ている。ぶっちゃけ、オーディオストックで効率よく稼ぐなら、私の場合は効果音とPDのアレンジだけしていれば良いのでは? と思ってしまうほどにオリジナル曲は売れない(笑)。
あ、そうかぁ。そう書いてみるとそうだよね。この間もオリジナル曲で審査2回落ちたけどさ、売れる方に振り切って作っても良いんだよね。うちは今家計のピンチなんだ!
今回の報酬は176円でした。効果音は550円なので、その32%です。
8月以前までは、報酬率が42%だったので225円頂けていました。よって49円の減収です。でかい……。
知り合いが言ってました。大分前にも書きましたが、知り合いはこんな事を言っていました。
「どこの誰が作ったか良く分からない聞いたことの無いオリジナル曲より、聞き馴染みのある曲を使いたい」
これにユーザーの声は凝縮されて良そうな気がする。そんなにユーザーはオリジナル曲って求めていないのかもしれない。売れているアーティストさんの曲ならともかく、ネットで活動しているDTMerのオリジナル曲って、そんなに使いたくないのかもしれない。
まぁ、凄くクウォリティーの高い方の曲なら、あらゆる媒体でガシガシ使われるんでしょうけど、そういうのって極一部のトップクリエイターだけでしてね。
オーディオストックで圧倒的に多いのは、私のように埋もれている存在だと思います。今、オーディオストックには3万人を超えるクリエイターが居ます。登録曲数も95万曲超えです。その中で目立つって本当に大変で。圧倒的多数は埋もれていると思います。
だからこそ、「埋もれている私の曲を見付けて購入・DLして下さってありがとうございます!」って強く思います。本当に感謝しております。
今朝、国営放送の番組でイナバウアーの人が言ってました。
「続けることは、大切です」
腐らず続ける事って案外大変で。でも、続けるしかない。自分に出来る事を頑張ってやるしかないから、コツコツと続けていくしかない。
作り続けていれば良い事があるかもしれない。執筆も然り。
腐らない・諦めない・自暴自棄にならない。
この3点だけは、いつも頭に置いておきたいものです。
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